次亜塩素酸水の作り方は?
次亜塩素酸水の作り方ってどうなんだろうと思って調べてみました。
次亜塩素酸水を作り出す方法は大きく分けて2種類あるようです。
一つが「電解方式」
もう一つが「中和方式」です。
電解方式では食塩水(塩化ナトリウム水溶液)・希塩酸等を
電気分解することによって生成させます。
中和方式では次亜塩素酸ナトリウムとPH調整剤としての
希塩酸・酢酸・炭酸ガス、水を希釈混合して生成させます。
次亜塩素酸水の主成分である次亜塩素酸(組成式はHOCl)を最大限存在させるには
PH値が弱酸性(PH5.0~6.5)に保たれている必要があります。
電解方式にしても中和方式にしても、このPH領域が弱酸性であってこそ
人体にとって優しく、かつ次亜塩素酸の恩恵を最大限受けることが出来るそうです。
もちろん次亜塩素酸ナトリウムを水で希釈しただけでも次亜塩素酸(HOCl)は
生成されますが、次亜塩素酸ナトリウム水はPH8~9のアルカリ性のため
含まれる次亜塩素酸(HOCl)は上記2方式に比べてその10%程度しかありません。
また、有機物と接触することで発がん性物質であるトリハロメタンを発生させますし
希釈濃度によっては直接触れたり誤飲することで、人体に少なからず影響を及ぼします。
ちなみに水道水にはどれくらい次亜塩素酸ナトリウム:カルキが入っていると思いますか?
おおよそ0.1ppm~、プール水は~1.0ppmとされています。
東京都中野区では水道水が約0.5ppm、プール水が0.4~1.0ppm位と
水道水もプール水もほぼ変わらない程度の濃度ですよ・・・とホームページに書いてあります。
話がそれてしまいましたが、次亜塩素酸(HOCl)を有効発生させるためには、やはり
「電解方式」か「中和方式」のどちらかしかないようです。
キッチンハイターを薄めただけでも次亜塩素酸水になるのかは・・・
よくわかりません。